色の塗り方

2013.08/14わかりやすく修正した記事を書きました。

2月末に部会があってその帰りgakiと電車で帰ったんだね。
そのとき塗り方教えてほしいって言われたんだね。
というわけでそのための準備をしてたんだけど
イベントは多いし記事もいろいろ書けたしで1ヵ月も経ってまったわけだ。
やっと時事ネタも切れたのでかいてくぞー

■まずは
塗り方は分類するなら主に3種類かな。アニメ塗り・エロゲ塗り・厚塗りね。
見た方が早い。

[アニメ塗り]
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単純明快。構成はベース+乗算レイヤー等。
線画を無視すれば最速。影くっきりなのでインパクト大。
物体が物体自身であると主張するような感じ。

[エロゲ塗り]
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影がゆるやかに変化。ベースにも色の変化を付けたよ。
ナチュラルでやわらかい感じに。

[厚塗り]
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線画がありません。粗い状態から徐々に成形して形作ります。
背景と物がとく調和します。

と3種あげてみたんだけど実はあんまり意味ないんだ。
なんでかというとアニメ塗りとエロゲ塗りの中間、
エロゲ塗りと厚塗りの中間、アニメ塗りと厚塗りの中間の塗り方があるためだ。
さらに全く違った方法もあるしね。ある種の指標であって枠にとらわれる必要はないね。
己はというと、主にエロゲ―厚塗りの絵が多いかな。

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エロゲ―(厚)。ほぼエロゲ塗りだが影とベースは統合されて掘りこまれている

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アニメ―(エロゲ)―厚。線画があり、乗算によるくっきりとした影。
だがベースは背景と同レイヤーで調和する。

厚塗りの例に挙げた絵は実は厚塗り―(アニメ)―(エロゲ)。
ベースが厚塗りで最終調整で影を掘りこむためくっきりとした影レイヤーが入った。
その影すらぼかしが入る部分があり、エロゲ塗り要素もある。

というわけで枠にとらわれる必要はないんだ。
ただ自分がどんな雰囲気の絵を描きたいかはイメージしておくれ。




■戦略
お絵かきの中でも塗りに関しては、特に戦略が重要だと思われる。
*どんな方法を使ってイメージ通りに描いていこうかってことだ。
まず全体を通しての戦略をたてる。

ex1
①今回はアニメ塗りにしよう
②では線画レイヤー→ベースレイヤー→影レイヤーの順に作っていこう
 線画レイヤーはスキャンして清書しよう。
 ベースは線画レイヤーにバケツをつかって塗ろう。
 影はこんな表現がしたい、だが従来の方法では難しいからこんな方法を試してみよう。

ここまで。これに沿って作業を進めていく。
ただし作業中に他の絵調・別の方法の方がいいと感じたら変えてもいい。

続いて作業中の戦略。
塗っている最中の問題点を見つけし、新法を提案する。
実践しうまくいったかを確認、判断以下ループ。

ex2
①線画レイヤーができたのでバケツで色を塗ったがきれいにぬれない。
 どうすればよいか?
②バケツツールのパラメータを変えて再試行してみる。
 上手く塗れないのはカドなのでバケツで塗ったあと地道にブラシで潰していく
③上手くいったかを評価する。




では実際に己の絵を例に塗り方の説明をしようか。
ここでは塗り方ではなく「何を考えてるか。」、
*どんな方法を実行したかを見てほしい。
あと初心者は「*」の種類を多くすることで
多くの問題を解決でき、多種多様な絵が描けるようになるので見てほしい。

以下、自分が考えたことなので正しいかなんて知りません。



●企画
 さて塗り講座のためにどんな絵を描こうかなぁ―
 講座だしオリキャラがいいかな。オリキャラなら「くれあー」だろ。

 構図は…凝ったものでなくていいな。素立ちにしよう。

 絵調アニメ塗りからエロゲ塗りに派生させよう。

 戦略
 アナログ線画→デジタル清書→ベース(バケツ+ブラシ)→1影→2影(アニメ塗り)
 →1影のエッジ分解→2影エッジ分解→ベースに色の変化(ベース調整)→線画色調(エロゲ塗り)

 ※アニメ塗り経由せずに線画→ベース→ベース調整→1影→1影分解→2影…とかでもいい

●線画段階(ラフ)
 (前回の反省から)もっと幼児体系にしたいな。
 先日それっぽいモデルができたからそれを参考に描こう。 


 作業中は顔の形、髪の粗さ、身長などの理想とのズレを議論。その結果↓
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●線画段階(清書)
 (方法は原画をa20%、その上に清書レイヤーを)
 目レイヤーは加工するかも。別レイヤーで。
 あとに線画の色調があるからレイヤーをいくつかに分けよう

 キャンバスをおおきくして画質をあげ、線が太くなるのを緩和しよう。

 線が太いから細めのペンで描こう。
 
 線の強弱・生死を意識して、反省を繰り返しました。
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●ベース
 線画を検出元に別レイヤーに塗ろう。
 色調整が楽なので部位ごとに別のレイヤーにしよう。
 塗り残し防止のためにわざと濃い色で塗って確認後色をを変えよう
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 色調整(バックに濃い色を入れて塗り残しがないか確認しました)
 肌色は影が入った時色が邪魔になるからかなり薄くしよう(経験上)
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●1影
 光の位置を意識してざっくり妥協なく切り分けよう。
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●2影
 1影で表現できなかった、影の中に含まれる立体を描こう。(今回はほとんどなかった)
 だからといって深追いはせずざっくりシンプルに。

 
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 ↑みたいにならないよう注意した。狭い範囲での多段影は気持ち悪い。ドット絵でやれ。

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 自分ならこうするかな。2影を1影の境界にくっつける。これでメリハリがつく。
 現実的にありうるかというと、人間は色を対比させたとき、
 その境界に近い色が濃く見えるからその誇張としての表現としてみればあり。
 2影(深部の影)の意味から考えると間違ってるかもだけど※1

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 アニメ塗り完成

●エッジ分解
 境界を消しゴムでぼかす。ただしメリハリが残るようにくっきりした部分は所々残していく。
 説明しづらいから消してる場所は図を見て確認して。
 
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 今回はなかったけど影が濃い部分は逆に消しちゃったりしてます。※1と同じ理由

●ベース調整
 影がない部分にも本当は薄い影があるし、肌・服という素材でできているので
 それを表現すべくベースにも色を付けよう。
 あと尖った影のサポート。
 ただ影はあまり意識せずテクスチャと作る感じで
 部分ごとにレイヤー分けてるから楽。
 ここで頬とか肌の赤い部分が入る。
 
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●線画色調整
 元々黒いので隣の色を吸って混色で色を調整していこう。
 隣の部分より明るくならないよう注意した。
 
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●色調整
 ちょっと薄いなー
 フォトショで焼く。(複製→焼き込みカラー※2→透過度調整)
 
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 ※2理想の絵になる合成方法ならなんでもいい

 エロゲ塗り完成。



●描き終わったら
 反★省
 絶対だから。… 絶対だから(

 今回よかったとこは?わるかったとこは?
 次回どうしたい?なんかいい方法あった?

 これは必ず次回使えること。自分の長所短所を知ること。
 偶然は増幅すること。これが個性。
 誰もが手に入れられなかった偶然を大切にすること。



 ぇ?自分?
 そうだなぁ、シンプルな立ち絵。幼く描けたし満足な出来かな。
 発見は、影→ベースの方がうまく描けるなってことかな。
 己はベースをしっかり描いてから影描くから気付かなかったけど。




以上なんだけど…大問題が発生した。
このくらいの絵だとほとんど問題が起こらなかった。
これでは講座にならんぞ…どうするか…

…これで終わりじゃないぞ!この記事のためにいくつか絵をためてあるからそっちも紹介しよう。

明日な。
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by purqle | 2012-04-02 21:41 | 講座 | Comments(0)  

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