トレーディングカード用ピンセットを自作しました。 ちゃんとはさめます。 ずるして消しゴムを貼ったおかげですが。 このピンセットは竹刀から削りだしたんだけど、削るの大変だったね。特に横方向が堅いのなんの
ピンバイスで穴をあけながら折りました。
横方向の整形も難しいもので、正しく削れないわ堅いわ…
と思ったけどカッターの方を固定してやると楽に削れるんだね。
このアーチ部分は水につけて数週間後炙りながら曲げたんだけどなかなかうまくいかず。
素体上面を削っただけであまり曲がっておりませぬ。
で、2本を縛って物をつかんだんだけど全然摩擦がなくて掴めない。力も入らない。
先端がぴったり重なっていないのと、アーチ部に力を吸われているのが問題だ。
アーチに鉄板を入れる手もあったが、ここは先端に消しゴムを付与。摩擦抵抗を高めることにより掴めるように。
ここで思ったのはクロス型の力の強さ。
支点の分岐するエネルギーを直接先端に送れる。手の力で抑える本方式とは真逆だ。
構造の作成は難しいが、完成した場合の成功度は高そう。
このピンセットは製品版となにが違うのかという話
そもそもトレーディングカード用ピンセットは販売していない。
コレクション用としては切手用はある。これは小さいし素材が好みでない。
重要なのはカードやリフィルを傷つけずにうまく取れるか。
まず先端は切手用のように平たくなっている必要がある。
これは圧力を集中させるとカードを折ってしまうため。ギザギザはもっての外。切手も同じ
次に竹製であること。金属やプラスチックは帯電するので、リフィルに埃キズをつける可能性がある。
次に先端が曲がっていること。これは願望。
横から操作が多いのでポケットに差しやすくするため。
これがないとリフィルに指を突っ込むので際が油脂だらけになる。
操作にどうしても必要。
似たようなものだと金箔用のものがある。が、曲がっていない。
完成度としてはまあまあ
先端の消しゴムをもう少し削らないと入りずらい
by purqle
| 2016-03-14 23:21
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