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オリカ薄層化実験

キラカード作成にあたって、貼り合せ難度低下・ゴミ空気混入防止・材料費低減・時間低減・レリーフ容易化を狙って、ワンレイヤー法の開発をしていました。
現行法ではホログラム層(白版)と透明シール層(色版)でカードを作っています(2レイヤー)。ワンレイヤー法ではホログラム層に色版の直接印刷をします。

ワンレイヤー法はマイクロドライプリンタMD-5500でできますが、カラー層の画質が足りません(古い機械だし)。なのでインクジェットプリンタでカラー層を補っています。

しかしインクジェットインクはホログラムシールに載らないので、現行では印刷可能な透明シールを噛まして補っています。

もしホログラムシールに直接高画質でカラー印刷出来るプリンタがあれば、透明シールは必要ありません。

それができるのが昇華プリンタです。タペストリ印刷とかに使われています。インクを熱で昇華させてポリエステル層に吸着させる方式です。なおMD-5500も昇華式で、こちらは用紙の制限がありません。染み込ますというより樹脂を載せるような感じです。

ということで昇華プリンタを探してきました。
最有力がユーロポートさんのWARPBOXですね。約10万円という個人でも購入できる価格となっております。転写紙に印刷後熱と圧力で転写する方式です。

次点はダイコーさんの昇華インクです。市販インクジェットプリンタに詰め替えて使用するもので安上がりですが、
サポートが効きませんので、今回は見送りました。


秋葉原のユーロポートさんで体験させてもらいました。
オリカ薄層化実験_f0096140_00040325.jpg
このように転写紙に印刷し、熱プレスします。
オリカ薄層化実験_f0096140_00061110.jpg
このように直接転写できました。
オリカ薄層化実験_f0096140_00061319.jpg
しかしMD-5500白インク上には転写できませんでした。ポリエステルではないようです。

評価
画質B にじみがち
厚さA
光度A
印刷C 白版にのらない(PEコートすれば載るかも)
難度C 転写紙が不透明なのでずれる
シワる

なので昇華印刷法は難しいですね。
ポリエステル樹脂塗ればいけるかも

他の品物にも転写してみたよ。
オリカ薄層化実験_f0096140_00120668.jpg
アルミカード
オリカ薄層化実験_f0096140_00120462.jpg
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マグカップ

やはりこれらの材料にはきれいに印刷できますね。
アルミカードとかなかなかいい。

実用性としてはマグカップがいいと思いました。
作ってほしい人がいたら買うかも



今回はこんなかんじですね。ユーロポートさんには他にもカッティングマシンとか自動ミシンとかUVプリンタとかおもしろい機械があるので是非訪れてみてほしいです。

今後はとりあえず印刷は置いといて先にレリーフ版を作ろうと思います。

by purqle | 2018-11-25 23:11 | 作成物 | Comments(0)  

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